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星海の来訪者 - Wickedness From The Deep Chaos -
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無限の魔女が一歩を刻んだ始まりの浜辺
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再会と出会いに高まる鼓動の昼下がり
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邂逅と衝突の狭間に立つは双子の星詠み
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深き海の底へいたりて巡り合う少女と少女
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樹海の最後に立ちはだかるは冷徹なる武人
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冒険者をいざなうは老練なる海都の賢人
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血を飲み込むは汚泥にぬかるむ魔の水域
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祝祭に沸く海都へたおやかに響く調べ
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波頭を越えて臨むは共に挑みし新天地
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来るは騒がしくも愛らしいエトリアの聖騎士
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広がるは大海原の深遠が懐く蒼海の魔宮
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瀬に浮かぶは失われし追憶の断片
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潮流渦巻く先に潜むはほの暗い策謀
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魔手は蒼海に染まるヴェールの置くより伸び寄る
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決意を束ねて統べるはやはり、無限の魔女達
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深海を震わせるは偉大なる海王の謁見
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白亜の姫に拝して心胆を寒からしめるは?
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猛禽の姉弟が駆け上がるは果て無き夢路
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流浪の王子を主と仰ぐは猛禽の騎士
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無垢なる幼姫の手で開かれるは玉座への扉
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王子にして姫なる娘が相克するは偉大なる海の王
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荒ぶる波濤を超えて砕き冒険者達は前へと進む
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眼前に広がるは水の空を湛えた深海の都
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刃の底に心を秘めて今は仲間と深都を目指す
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湯の音に入り混じるは少女の不安と希望
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冒険者を迎えるは深海の孤独に生きる王
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深都の騎士が出会うは麗人、麗人が見出すは真なる王
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眠らぬ街の薄明かりが照らすは美しき冒険者達
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将家の技を望むは猛禽の騎士と殺伐たる乙女
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真実を求めし冒険者達が挑むは赤熱の灼洞
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灼熱の牢獄に繋がれしは王子にして姫なる真祖
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割れる冒険者達へ向けられるは深都よりの刺客
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流浪の王子達が再会するは深都の新たな軒先
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二つに割れて別れる冒険者達の新たな旅立ち
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月夜に知れるは深都の守護神と二つのギルドの分かれ道
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アンドロは電気守護神の夢を見るか
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禁忌の二人を襲うは深王の友がしもべか
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二機の機兵、二人の老人、二つの進むべき道
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一難さりて後のうららかな一時も僅か一瞬
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賽は投げられ脆くも儚く崩れ落ちる絆
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守護神の間に満ち満ちるは矜持を賭した剣戟
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リボンの魔女を襲うは己の落とす影よりいでし者
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深都の守護神を前に絶望を振り払うは誰か
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鋼の巨神を前に死力を尽くして生を勝ち取る一撃
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目覚めし世界の理は二つに一つを迫る
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守護神を屠りし生還者は咎人か
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海都一の武人が忠義を尽くすは白亜の姫君
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大海原を征くはソラノカケラのひとしずく
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幼き冒険者達が見出す脅威への前兆
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少年の双肩にのしかかるは責任の重圧
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灼洞を征くは決意を胸に秘めし王子達
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魔窟と化した邪蟻の巣に老将は吠える
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蟻達の魔都を潰すは亡国の王子
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復活の魔女が挑むはさらなる世界樹の深淵
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癒しの一輪を求める冒険者達が歩んだ回廊
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夕闇迫る海都を寒からしめる衝撃の真実
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暗渠にも似た迷宮内を照らすは雷光渦巻く友の笑み
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聖域へと望む淵に絶望の光は淡く灯る
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異教の拝殿奥に鎮座するは不動の門
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時流のうねりに巻き込まれて咎人は縛につく
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常闇の中で少女達は真実へと踏み出す
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聖なる森の先を閉ざすは深王の操り人形
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断罪の間を封じる百年の孤独は打ち払われる
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冒険者の矜恃が呼ぶ奇跡は白亜の供物
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ヒトを取り戻す男女の奥より真なる災禍は現れる
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伊達と酔狂の冒険者が引き絞る銃爪は誰のために
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明日への代価をあがない冒険者は未来へ進む
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愛しい面影に別れを告げてる決戦前夜
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酒気に沈む英雄の心を支えるのは誰か
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禁忌の門は開かれ辺獄への道が現れる
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砂金の一粒にも等しい時の雫を繋ぎ止めて
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リボンの魔女が目指す闇の淵へ流血は続く
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月夜の激闘に聖騎士は雄々しく気高く吼える
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深奥の玉座は修羅の血に濡れ真祖の力を呼び覚ます
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辺獄と化した決戦の地に亡国の王子は軛を解き放つ
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決着の一撃に真祖は邪神の縛鎖を解いて昇る
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流血の夜に朝日が戦いの終わりを高らかに歌う
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老いてはただ古き国の黄昏に去りゆく
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同じ今を生きてる
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先へ進んではならぬと百年閉ざされし魔境
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いにしえの災厄が受肉と共に復活を遂げる日
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遠き日の約束を胸に騎士は再び立ち上がる
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友に託すは魂の刃、友より説かれるは乙女の心
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舞い降りるは白銀の翼を翻す竜の王
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魔宮織りなす緑は探索者を惑わし迷わせる
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降り注ぐ光の中に昇るは騎士の星
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復讐の射手が見据える光はぼやけて霞む
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撃墜王達が舞うは灼熱烈火の紅いソラ
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ヒトは皆新たに開かれた道を戸惑い歩く
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己が魂を装填して絶対零度の魔竜を撃て
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鎮魂の祈りを込めて、遠く未来を願う
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最後の試練を課すは楽園の守護神
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決戦へと旅立つ者達の気高き一歩
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明日への死闘を戦う者達の叫びが照らす闇
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修羅と羅刹が進む血路の果てに未来はある
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血の螺旋は解き放たれ花嫁は死の祭壇へ登る
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花と散る命をまとって修羅は再び舞い降りる
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真祖より生み出された神代の剣が扉を開く
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世界樹の子等が歌う未来への誓い
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禍神を包む最後の庇護が今、砕かれる
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倒れた数だけ強さを胸に刻んで魔女は立ち上がる
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繋いだ手と手が未来を掴んで明日を引き寄せる
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栄えある勇者達を永久に閉じ込め語り継ぐ夕べ
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至高の刃を抜くことのない未来へと剣豪達は旅立つ
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縁は結ばれ紡がれながらも、潮騒の向こうへと消えてゆく
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未来への船出に帆は星海からの風へ吹かれて
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