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・遺跡平原
 中原と砂海の緩衝地帯にあるモンスターハンターの街、バルバレの郊外に広がる大規模な遺跡と、それを囲む大平原および樹海の総称。バルバレでは昔から、この遺跡群の探索が主産業として定着しており、トレジャーハンターも多く住む。しかし、それらの大半は危険な探索でモンスターによって命を落とすという。遺跡は今持ってその全容が把握されておらず、周囲には危険かつ珍しいモンスターも多く生息している。それらのモンスターをギルドは、特別腕の良いハンターに対してギルドクエストとして狩猟を許可している。

・龍脈と龍穴
 かつてラグオルと呼ばれたこの星を、縦横無尽に走る巨大な氣の流れ。人はそれを龍脈と呼ぶ。龍脈からは目に見えぬ強力な氣が湧き出ており、その流れは星の隅々まで巡り……龍穴と呼ばれるパワースポットへと注ぐ。龍脈および龍穴は、地政学的にも重要な地であり、どちらも農耕や畜産等に多大な恩恵を与える。一方で、氣の力を求めるかのように、龍脈や龍穴には古龍が襲来するという側面も併せ持つ。
 太古に栄えた先史文明では、龍穴に塔を立て、龍脈を制御する事で惑星の環境を制御しようとしていた。また、塔より龍脈の氣を吸い上げ、古龍達を防衛システムとして運用していた様である。そのシステムは完璧な惑星管理を行っていたが、何らかの理由で暴走し、先史文明の人類に牙を向いたのだ。その長き混迷の時代を、今は御伽噺や民話伝承の中に垣間見る事が出来る。

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