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・ゼム
 年齢、経歴全て不明…本名は発音不能なので、人間社会ではゼムと名乗っている。非常に珍しい、亜人種のハンター。異様に白い肌と、漆黒の長髪から覗く尖った耳から、恐らくは竜人族と思われる。常に冷静沈着で、どんな時も己を見失わない。細身ながら鍛え抜かれた肉体と、経験に基づく豊富な知識の持ち主。仲間からの信頼も厚く、チームのリーダーとして慕われている。感情に任せて行動する事は無いが、意外に熱血な人物でもあるようだ。大剣を好んで用い、チーム内では司令塔にしてオールラウンダー。雑魚掃除から飛竜との直接対決、罠の設置から道具による支援まで、状況に応じて何でもこなす。武器はアッパーブレイズ、防具はバサルシリーズを愛用。

・アレックス
 アレクの愛称で親しまれるハンマー使い。日に焼けた肌に、短く刈り込んだ髪、そして豪放な性格を現しているかのような無精髭がトレードマーク。粗野な印象を受けるが、知的な一面も覗かせつつ…基本は「考えるな、感じろ!」の人である。チームのムードメーカーでもあり、年長者としてジゼットやファーンのメンタル的なケアも買って出る大人なハンター。だがしかし、そんな立場で居たがる辺りが結構、子供と言えば子供なのかもしれない。ゼムとの付き合いはチームの中では一番古く、良き理解者でもある。狩場ではアタッカーとして自慢の狩猟鎚を振るい、チームの攻撃の起点として活躍する。反面、小物の相手をする気は無いようである。武器はブロードボーンアクス、防具はゲネポスシリーズを愛用。

・ファーン
 ゼムを慕い尊敬する、駆け出しの若きハンター。褐色の肌に銀髪と、その容姿はかなり目立つ。華奢な体付きに童顔なのも手伝って、周りのハンターからは半人前扱いされてばかりだが。チーム内では一人前として信頼されている。最近はその事に満足しきっている様子で、自分に与えられた役割を真面目にこなす一方で、それ以上に踏み出す様子が見られない。彼の仕事はスィーパーで、狩場の邪魔な小物を優先的に片付け、道具による支援で狩りを支える。運搬や採取等のサブクエストも精力的にこなすが、飛竜に対しては消極的である。また、知識に頼る傾向があり、動く前に考え込む性格もあって、アレックスなどは先の事を心配してたりもする。武器は片手剣をアレコレ状況に応じて使い分け、防具はハンターシリーズを愛用。

・ジゼット
 うら若き金髪の少女ガンナーで、愛称はジゼ。十代半ばとは思えぬ落ち着き振りと、その年齢からは想像出来ぬ程の狩猟経験を持ち、それは彼女の秘められた過去に起因するとか。常に無口で無表情、加えて何事にも無感動。チーム内でも自ら何かを主張したりする事は無いが、他のメンバーとは十分にコミュニュケーションが取れているようだ。また、ゼムにはファーンとは違った意味で絶対的な信頼を寄せている。その様はまるで、一方的に主従の関係を布いているように見える程。チーム唯一のガンナーとして、砲火支援から補助弾によるサポートまで、ヘヴィボウガン一丁で幅広くこなす。武器はタンクメイジ、防具はタロスシリーズを愛用。

・セツカ
 シキ国より流れ来た剣士。ちびっ子に見えるが、実はアレックスより年上である。その剣の腕はゼムも認める程で、一対一の狩りにおいては無類の強さを誇る。シキ国の武家階級にありがちな、独特の道徳観を持ち、狩りにおいても自らに厳しい掟を課しているとか。固定のチームを持たず、ソロで狩ったり他のチームに出入りしたりしている。喋り方に特徴があり、見た目とのギャップで周囲を混乱させる事もしばしば。アレックスに好意を抱いており、彼女なりに猛烈なアプローチを試みているが…想いが実る気配は一向に見えず、一人悶々としているらしい。武器は斬破刀、防具は凛(正し下半身は紅)を愛用。

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