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・SEID サトヨシさん

トゥリフィリ(CV:加藤英美里さん)
 伝説のムラクモ13班の、初代班長を任されることになる少女。トリックスターとしての高い資質を持つ者の、ごく普通のボーイッシュな女子高生である。家の宿命も与えられた力もなく、ただちょっと身体能力の突出した女の子……普通の少女である彼女が、ただ一人の人間である故に、世界の命運を未来へと導くことになる。性格はさっぱりとして気風がよく、時々イケメンな気質。だが、基本的には大食らいのぼくっ娘、ただの女の子である。
「ぼくにだって、できることくらい……見つけてみせる。なければ作って、生み出しながらやり遂げる!」

ナガミツ(CV:小野大輔さん)
 ムラクモ機関が開発した、対竜用人型戦闘機。通称、一式。本来は『人の隣を並んで歩くモノ』として、長船先生が開発研究を続けていたアンドロイドである。しかし、その基礎研究を丸ごとムラクモ機関が取り込み、戦闘兵器として完成した。ナガミツはペットネームだが、呼ばれ方は様々でナツメなどは完全に備品扱いで一式と呼ぶ。口も柄も悪いが、性根は優しくて意外と繊細な一面を見せることがある。徐々に感情が育ち、最後には――
「俺は、斬竜刀だ。誰かの隣を歩くために……お前の未来、切り開きてえんだよ、ったく!」

エグランティエ(CV:ゆかなさん)
 自称サムラーイをはばからぬ、謎のスタイリッシュ痴女。その痴女みに溢れた服装や見事な肢体とは裏腹に、中身は礼節をわきまえた麗人である。だが、決して真面目に固くなることがなく、常に飄々と思うままに生きている。だが、常に天然を思わせるツッコミで13班のムードを明るくさせることも。そして、時々そのツッコミすら放棄してしまう。だが、異国の地で大和魂を育んだ美しき戦士として、仲間たちと共に竜災害に挑む。
「ブシドーとは、死ぬことと見つけたり? ああ、死ぬ気で生きろって意味だとわたしは思うけどねえ」

カジカ(CV:杉田智和さん)
 ムラクモ機関でオペレーターの他、ナガミツの世話全般を担当するハッカーの中年男性。非常に掴みどころがなく、加えて言えばだらしなくてやる気がない。かと思えば、興味を持ったものに対してどこまでも真摯に情熱を注ぐこともある。総じてだらけた不良中年であるが、少年少女を見守る視線は温かい。時には若者を守るために前線に出たりと、意外な責任感を見せることもある。別れた妻との間に一人娘がいるらしい。
「やあねえ、面倒だよーう。……さて、面倒くさいからチャッチャと片付けちゃいますかあ」

キジトラ(CV:福山潤さん)
 ふらりと都庁に現れた中二病ゲーマーで、S旧能力者。ド庶民とは思えぬ不遜で豪快な自信家だが、人への敬意や仲間への気遣いを忘れることはない。でも普段はフハハハ俺様こそ正義よ! とばかりに馬鹿全開で暮らしている。本名は長壁慎之助で、キジトラというのはゲーマーとしてのスコアネームである。非常に複雑な宿命と因果を背負っており、この物語の裏の主人公として物語を牽引したりしなかったりする。
「ククク……よかろう! このキジトラ様の妙技にて滅するがいい! 忍者の力を思い知れぃ!」

ゆずりは(CV:茅原実里さん)
 エグランティエの剣の師匠の孫。中学生。古武道の鍛錬を積み重ねており、その腕はS級能力者の身体能力もあってかなりのもの。しかし、西暦2020年、最初の竜災害の時に目の前で級友をドラゴンに喰われ、以来PTSDを患う。気持ちに反して動かぬ身体、消えぬトラウマと戦いながら物資の回収班として活動中。カネミツに対して姉のように接し、時にお姉さんぶる可愛らしい少女である。寡黙でむっつりしてるが、本来は気立てがいい娘。
「……ッ! だ、駄目……動いて、わたしの身体! 動いて、わたし!」

ツマグロ(CV:黒田崇矢さん)
 物資回収班所属の自称「サラリーマン」な、S級に片足突っ込んだA級能力者のおじさん。民間軍事会社の社員、つまりサラリーマン。凄腕のスナイパーであり、優れたレンジャー能力を持つ。直接的な戦闘もそうだが、特に行動中のサバイバリティ、危険な場所での野営や継戦能力の維持に力を発揮する。しかし、仲間からは「やたらと料理が上手いおっさん」と思われている。厳つい容姿が災いして、子供や小動物に逃げられるのが玉に瑕。
「さあ、食べよう。どんな時でも一日三食は欠かさないことだ。それが生きるってことに繋がるからな」

カネミツ(CV:中井和哉さん)
 2本目、あるいは1.5本目の斬竜刀。一式ナガミツの予備機であり、本来は実戦参加の予定はなかった。パーツ取り用ボディでもあるが、竜災害の中で突貫作業によって戦場に送り出される。スペック的にはナガミツに及ばず、剣で戦い回収班と行動を共にする。ゆずりはやツマグロと常に一緒なため、ナガミツに比べてコミュニケーションデータが多く、対話やスキンシップは人並み。自身が予備であるという自覚があり、それもコミコミで斬竜刀として戦う。
「さて、と……回収するもんも回収したし、逃げるか? って、逃しちゃくれねえか。ならよ!」

・SEID ながやん

キリコ(CV:日笠陽子さん)
 神代の昔より、日ノ本を守護してきた凶祓いの一族……天ノ羽々宮と呼ばれる名家の長男。女系の一族として代々、羽々斬の巫女と呼ばれる剣士を輩出してきた家柄である。姉のサキが死んだため、急遽サキの死体から女性としての機能を移植され、676代目の巫女となる。両性具有の半陰陽となってしまったため、力も情緒も不安定……家と竜殺しのためとはいえ、14歳の少年は少女に作り変えられてしまったのだ。男と女の間で悩みながらも、巫女として戦う。
「邪悪を断ち斬り、魔を切り裂く! これが、私の……羽々斬の巫女の剣だっ!」

アダヒメ(CV:水樹奈々さん)
 謎多きルシェの少女で、その歪んで捻れた運命は滅竜の輪廻に囚われている。愛するキリコとその一族を救うべく、遥か太古の時代にエメルの力をその身に招く。西暦2021年の東京に、湯津瀬一族の長として登場。湯津瀬は別名『地ノ湯津瀬』と呼ばれ、羽々斬の巫女の一族である『天ノ羽々宮』こと羽々宮一族と対をなす存在である。滅竜の輪廻による呪いを身に受け、常に雌雄一対の両性具有として世に産み落とされる。
「歌いましょう……竜を滅する戦いの歌を!」

チサキ(CV:佐藤利奈さん)
 いつの頃からか、気付けば何故かムラクモ機関のS級能力者として2020年の東京に存在していた少女。謎を孕んで煙に巻く、ミステリアスな自分を気取りながら仲間たちに接してくる。彼女の正体が明らかになる時、長い長い滅竜の輪廻を重ねて繰り返す戦いは終わる。彼女は、彼女こそがゲームとは違う意味でのトリックスターなのである。尚、作者の趣味で両性具有であり、そのことを隠そうともしない破廉恥ガールである。
「やっぱあたしって、不可能を可能に――って、死ねるかっ! あたし、こう見えても忙しんだよねっ!」

シイナ(CV:豊崎愛生さん)
 可憐な美貌のゴスロリ少女……に見えるが、男である。その華奢な細身からは想像もつかないが、S級のデストロイヤーとしてゴリ押しのパンチやキックで戦う。武道経験はナシ。生まれながらに生殖機能が不全で、そのことで親から忌避され育ったために屈折してしまった。刹那主義的な奔放なる淫蕩生活を続けており、男女を問わず誰とでも寝る超ビッチ。しかし、戦いの中で徐々に秘めた寂しさに向き合うようになる。
「んー、じゃあ助けた方が助けられた方をデートに誘うってどぉ? ムフフ……そっち、よろしくん♪」

ノリト(CV:中村悠一さん)
 ニコニコ動画でも有名なうp主で音ゲーマー、自らもボーカロイドを用いて作詞作曲を行う高校三年生。ハンドルネームは『銀狐』と書いてギンコと読む。とびきりの邪気眼をこじらせており、自分大好き人間過ぎて理想の自分を演じまくっている。格好つけているが焦ると地が出るが、すぐに取り繕うメンタルの強さをも併せ持つ。一流ハッカーの技量を持つが、ムラクモ13班としての戦いに最初は腰が退けていた。しかし――
「ふおおっ! 死ぬ、死んじまうっ! ……おっと、いけませんね、私としたことが。では、我が力を奏でましょう!」

・SEID NPC

エメル(CV:田村ゆかりさん)
 ヒュプノスと呼ばれる存在で、遥か太古の昔に滅びた遠い星の末裔。既にその肉体は滅びており、精神体となって地球へやってきた。彼女はヒュプノスの民の『ドラゴンへの憎悪』を集約して生み出されたため、それ以外の感情を基本的に持たない。妹のアイテルとは真逆の正確で、他人にも自分にも厳しく、冷徹なまでの決断力を持つ。
「あらゆる全てを賭けて……全ての竜を狩り尽くせ!」

ナツメ(CV:水樹奈々さん)
 古来よりマモノと戦ってきた日本の秘密組織、ムラクモ機関の現在の総長。幼い頃から神童と呼ばれた才女で、全ての能力がA級という驚くべき力を持っている。しかし、突出したS級の能力を持たないばかりに、一人で孤独にコンプレックスをこじらせている。それはやがて、大いなる悲劇を世界にもたらす結果になった。
「作戦にそって目標を駆逐なさい……私の計画は完璧なのだから、従うことが一番なのよ?」

キリノ(CV:石田彰さん)
 ムラクモ機関に所属する技術部門のトップで、天才的な科学者。しかし、その容貌は非常に頼りなく、気弱な優男である。強い指導力と決断力を持つナツメに心の底で憧れており、彼女を補佐するために全力を尽くす。その気持ちはいつしか、多くの仲間を守りたいという想いへ成長するのだった。
「さ、栄養満点の注射だよ……ちょっとチクッとするけど、我慢してね」

ガトウ(CV:大塚明夫さん)
 ムラクモ機関の機動10班、通称『ガトウ隊』を取り仕切る凄腕のデストロイヤー。ムラクモ機関切っての武闘派だが、戦いに荒ぶり闘争を愛する一方、必要のない争いや諍いを忌避する平和的な一面を持っている。不器用な性格で、典型的な頑固親父の側面を見せつつも、13班の少年少女を我が子我が弟子のように導く。
「オウ! お前らよーく見てろよ……このガトウ様の流儀をなあ!」

アオイ(CV:照井春佳さん)
 ガトウ班に配属になったS級能力者で、渋谷で迷子になっていたところを保護される。非常にポジティブな少女で、見た目より何倍も強靭なメンタルを誇る。13班の皆を先輩と慕い、全力でアシストしてくれる。また、物凄い健啖家であり、いつもおやつのチョコバーを手放さない。本名は雨瀬アオイ。
「せんぱーいっ! ちょっと休憩しましょう、15分ぶりに休憩! ほら、おやつもありますし!」

リン(CV:豊口めぐみさん)
 首都圏に展開した自衛隊の中で、唯一生き残った佐官クラスの自衛官。階級は三等陸佐。幹部が軒並み戦死した中、ムラクモ機関が主導する対竜災害作戦への反発を隠そうとしない。それは、焦り追い詰められた彼女の責任感がさせることだった。13班との交流で徐々に、自衛官の責務を思い出す。本名は堂島凛。
「これより13班を援護し、逃げ遅れた生存者の救出作戦を開始する。自衛隊、出動!」

ミロク(CV:沢城みゆきさん)
 ムラクモ機関が開発した、先天的に情報処理能力の高いデザインベイビー。オペレーター能力と分析力を極限まで高めた結果、数年しか生きられない身体になってしまった。外見年齢は10歳前後で、ミロクという名はコードネームのNAV3.6から名付けられた。13班のナビとして一生懸命サポートしてくれる。少し生意気だが頑張り屋な少年である。
「13班! 正面に帝竜反応! ……気をつけろよ、強敵だ。やられたら承知しないからな!」

ムツ(CV:豊崎愛生さん)
 ムラクモ機関が開発した、先天的に情報処理能力の高いデザインベイビー。ミロク同様、遺伝子レベルで操作されており、数年しか生きられない。外見年齢はやはり10歳前後で、ムツという名はコードネームのNAV3.7から名付けられた。ガトウ班のナビを担当し、健気に尽くす。少し内気でオドオドしてるが、好奇心は強いようだ。
「アオイさん、おやつばかり食べてないで、13班をちゃんと援護してください! ……もぉ」

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