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・トライマーチ

コッペペ(CV:神谷明)
 名門ギルド、トライマーチの発起人にしてギルドマスター。女好きの女たらし、女を口説かぬは礼を失するとさえ思ってる吟遊詩人。海賊を経て今回はスナイパーに。年齢不詳のかなりアヤシイ人物だが、子供に人気があったり義理堅かったりと意外な一面も持つ。女のために死ねる生粋の伊達男……を、気取ってるけど四捨五入して三枚目な二枚目崩れ。
「あんたのハート、撃ち抜くぜっ!」

ヨルン(CV:うえだゆうじ)
 トライマーチの初代メンバー、エトリアの聖騎士とセットで語られる伝説の男……氷雷の錬金術師とは彼のこと。根っからの冒険者で、世界の神秘を求めて旅を続けている。行方不明になった妻を探しつつ、タルシスから望む悠遠の世界樹を目指す新たな旅を開始。常にクールで沈着冷静だが、根は熱く怒らせるととても怖い。
「俺からお前に問うことは一つだけだ。……この写真の女に見覚えは?」

ラミュー(CV:荒川美穂)
 燃える炎のオレっ娘。粗野でガサツで大雑把、だけどちゃんと乙女なとこがあって非常に面倒くさい。あと脳筋。冒険者だったクアンの実父に、赤子の頃迷宮で拾われる。それ以来、クアンの妹のように育ってきた。雌雄同体というへんちくりんな身体をしてるが、乳やら尻やら発育めざましい。強気で純情熱血、突剣を使うリンク使い。
「ヘイ、クアン! オレから離れんじゃねえぜ! ……そ、側に、いっ、いい、いろよな」

クアン(CV:神谷浩史)
 父親の死を契機に、故郷に戻ってきた医学者の青年。ひょろりと痩せてて女顔、なんだか頼りないけど医術の腕は確か。ネの国の大学に留学していた。妹のようなラミューを連れて冒険三昧だった父親に反発し、父親と別の道を選んだつもりが冒険者に。財産一切合切持ってかれた葬式の日、父親の棺桶を前に初めてラミューが泣いてるのを見てしまったのでしかたない。
「ラミューは女の子なんだから、あんまし生傷が絶えないようじゃダメだよ? ふふ」

リシュリー(CV:沢城みゆき)
 エミットの姪にして妹という、とんでもなく訳ありな身分と身体の王女様。王がエミットの双子の姉エミッタ(実の父と娘)との間にもうけた娘なのである。王家の濃い血ゆえに特異な身体で生まれ、両性具有の呪われた肉体を持つ。それでもエミットを「おばねーさま」と呼んで慕い、元気いっぱい天真爛漫。清々しい程にアホの子で、難しく考えると頭から煙が出て笑顔でフリーズする。
「なんだかよくわからないです、けどっ! わたくし、せーいっぱい頑張りますの!」

エミット(CV:清水香里)
 さる大国の列強国家、ファフナント王国の王女様…だったキノコファラ。世間では賢王とされる父の狂った本性に反発し、少女期に王家を出奔した。父王を憎悪するあまり、「真の王」を追求、アーモロードで深王に出会う。深王こそ真の王と、騎士として仕えた彼女を待っていたのは過酷な運命だった。挫折と再起を経て今は、祖国の民主化と共に再びトライマーチへ戻ってきた。
「騎士の誇りにかけて。いかなる魔の手とて、私の仲間には指一本触れさせはしないっ」

クラッツ(CV:鈴村健一)
 傭兵団「シャドウリンクス」の頭目。プロの傭兵を自称する割には甘っちょろい。強烈なナイトアレルギーの持ち主で、幼少のトラウマ故に騎士を嫌悪し憎んでいる。オンディーヌ伯領では治安維持などの仕事をやってた。勿論だが平民出身。一応仲間からは人望はあるようだが、非常にひねくれもので顔に似合わずかわいくないガキである。我流の荒くれ剣法でそれなりに強い。
「おうコラ手前ぇ……吐いたツバ飲んどけよ? 仲間に手ぇ出す奴ぁブッ潰す!」

フミヲ(CV:佐藤聡美)
 クラッツの舎弟で、シャドウリンクスの会計係。こんなナリだが男である。さも当然のように女装して暮らしているが、医者としての腕は確か。ただし無免許。クラッツの実力主義と権威や体制への飽くなき反抗心に共感、シャドウリンクスの一員に。性格は素直で温和、クラッツを実の兄のように慕う。
「怪我なんて切った張ったで治るって! ボクがついてる、どーんといこー!」

サーシャ(CV:金元寿子)
 シャドウリンクスの泣く子も黙るナンバーツー。見目麗しい外見からは想像もつかぬ毒舌と迫力で傭兵団を纏める。今回の仕事に際して、本隊の人員をオンディーヌ伯領におき、少数精鋭で出るべきだと主張。自分を含む三人でタルシスへやってきた。実はクラッツにホの字なのだが、素直になれないばかりか悪態を付いて怒鳴り散らしてしまうことも。。
「仕事だ、糞ったれの最低野郎共。オーダーは一つ、即時殲滅……以上っ! かかれっ」

なずな(CV:茅原実里)
 泣く子も黙るトライマーチのリーサルウェポン、百邪斬りと恐れられた狂戦士。東国出身の殺伐おねーさん。アーモロードよりさらに人らしくなったが、それでもまだまだ仏頂面の無愛想。でも、かわいいものに目がない。アーモロードでの激戦で右腕を失うも、今回スナイパーとして復帰。自慢の剣技は身体に負担が大きいのでめったに使わないが、時々太刀を振るうことも。
「一撃必中っ、穿つっ! ……鋼で鍛えた私の豪腕、いかなる敵も逃しはしない!」

しきみ(CV:高山みなみ)
 あのなずなさんの実姉、そして世界で唯一なずなさんが恐れる人間。めちゃくちゃ強い、問答無用に強い、東国が生んだ世界樹攻略マッスィーン。女性としては美人なのにとっても残念な肉食ビッチ。戦国乱世の故郷で領地を守るべく、何度も政略結婚を繰り返し、その都度夫を戦死で失ってきた過去を持つ。が、その暗さを感じさせぬサバサバとした性格で飄々と生きている。
「なんじゃお主、暗い顔をしてるのう? しけた面しとらんで、ワシと飲みにいかぬか?」

シャオイェン(CV:戸松遥)
 ウロビトの少女で、何をどう間違ったかコッペペに惚れてる。ベタ惚れ。嫁にくる。押しかけ女房。巫女をホロウにさらわれた騒動でコッペペに一目惚れした。でもコッペペには逃げられまくってるので、追いかけまくってる。それでも弓を教えてもらったりと、それなりには仲良くやってる。凄く背伸びしたがる年頃で、ひたむきで純真。コッペペをいつも「コッペ様」と慕ってる。
「シャオはもう子供じゃないですぅ、コッペ様の立派なお嫁さんなんですぅ!」

アルマナ(CV:甲斐田裕子)
 フランツ王国で三銃士を務める程の凄腕剣士。とある理由で竜を追っているらしいが、その事情を人には決して語ろうとしない。どんな暑い日でも、決して素肌を晒さないこともあって、どこかミステリアスな雰囲気の才女である。真面目な堅物なので融通が利かず、杓子定規でなんでも語るのは、本人も悪い癖だとは思っている。ちょっとした官僚気質で、手続きと書類につい拘ってしまうのだ。
「――っ! 今度は、腕が……私にはもう、あまり時間が残されていないということですね」

キクリ(CV:小笠原亜里沙)
 イクサビトの里からやってきたモノノフのお嬢さん……やや行かず後家な自分を気にしてて、婚活に一生懸命なようだ。二刀流の剣士だが、性格はぽややんとして天然でどこか呑気。殿方に対する査定の目は厳しいが、生命を賭けるべき時には生死を厭わぬ戦いを見せる。おっとりとしていてもやはりモノノフ、常在戦場の心意気があるようだ。因みに低血圧で朝にすごーく弱い。
「武芸百般なんて贅沢いいませんけど……武芸八十五般くらいの殿方がいいですねぇ」

・ヴィアラッテア

ポラーレ(CV:中田譲治)
 見た目は三十代半ばだが、実は人間ではない。錬金術で作られた不定形生物で、製作者を模して普段は人の姿をしている。非常にクールでドライ、常に平常心の冷静沈着な面があるが、そうでなければ生き残れない闇社会でその日暮らしをしてきた。タルシスで冒険者をするハメになり、それが彼に感情を学ばせていくようになる。凄腕のナイトシーカーだが、発酵酒に弱い。
「あの娘の父親をやると決めたんだ。だから、僕は、なんでもできる……やってみせる」

グルージャ(CV:茅原実里)
 ポラーレが北方辺境領の寒村で拾った娘で、メルクーリオ姓を名乗っている。これはポラーレを造った錬金術師の名でもある。グルージャも例に漏れず似たもの同士で、ポラーレ同様に感情がフラットでどこか冷たい印象を受ける。だが、秘められた印術の資質を高めて冒険者と生きる課程で、仲間や友達に恵まれ次第に年頃の女の子として開花してゆく。
「……あたしは、父さんについてく。そう決めたから」

サジタリオ(CV:平田広明)
 ポラーレとは腐れ縁の宿敵同士、偉い人から依頼を受けて長年追っている狩人。裏社会の始末屋で、仕事に対してはストイックでクレバーな一面を持つが、そのシビアで冷酷なまでに冷静な一面を普段は見せず好青年を装っている。彼が本気になる時、獲物は矢に貫かれる運命から逃れられない……でも気苦労が多く意外に人情家、やや甘い一面があるようだ。
「俺ゃーテメェがそんなヤツだったとは思わなかったよ、色んな意味で」

メテオーラ(CV:喜多村英里)
 冒険者一家パッセジェーロ家の生まれて、当然のように冒険者になるべく家を旅立つ。よく食いよく笑い、人一倍よく動くヴィアラッテアの切り込み隊長。さっぱりとした性格で小さなことにこだわらず気風のいい少女である。初めて共闘したグルージャを友達認定し、二つ返事でギルドに加入。時に友情をうざがられながらも、同年代の少女達の中へグルージャを導いてゆく。
「気にならない訳じゃないけど、さ。無理に追求したらおじさんだって困るだろうし」

パッセロ(CV:宮野真守)
 本名はパッセロ・チュロット。タルシスの街で診療所を開く地元の医者である。基本的に善良な小市民で、タルシスの民ゆえに世界樹への期待も望みもない。だが、医者が必要とされる場所には利害や障害を考慮せず飛び込んでゆく。患者のためならなんでもできる医師の鏡だが、まだまだ二十代なのに三十路組と一緒くたにされ時々いじけてることがある。
「そろそろ診療所開けたいんで帰っていいすかね、俺」

ファルファラ(CV:沢城みゆき)
 敵か味方か、謎の踊り子。褐色の肌に起伏も顕な肢体は扇情的で、えもいわれぬ媚態がセクシーこのうえない巨乳美女。何を考えているのか全くの謎だが、ポラーレやヨルンの周囲で常に冒険の謎を追っている。意外とお金に細かくがめついところがあるが、あどけない童女の顔と貞淑な淑女の顔を使い分けるので、誰も文句が言えない。不思議な魅力の持ち主である。
「ねえ、とぉってもいい儲け話があるのだけども。ふふ、二人きりでゆっくり話さない?」

レオーネ(CV:辻谷耕史)
 フルネームをレオーネ・コラッジョーゾといい、別名「暁の騎士」というとんでもなく御大層な通り名を持っている。帝国の方針が自分の理想とする騎士道から外れているのではと悩んで出奔、騎士としての有り様を捜して修行の日々を送るうちにタルシスへと流れ着いた。城塞騎士として守るべきものを探し求めるうち、故国と再び向き合うべく真の姿へ。基本的に正義感が強く誠実な青年だが、真面目な堅物で融通がきかない。
「故国に一度は背を向けた私ですが、最早逃げはいたしませぬ。騎士の勤めとして、剣となり盾となりましょう!」

ファレーナ(CV:朴王路美)←「?」の字:玉偏に「路」、機種依存文字ゆえご容赦を
 ウロビトの方陣師。凹凸皆無なスレンダーボディ故、誰もが勘違いしたが女性。物静かな見た目に反して好奇心旺盛で、タルシスのあちこちをうろついては静かに見聞を広めている。読書も好き。ウロビトの大部分がそうであるように感情より思考を優先することを是とするが、意外と根っこは直情型らしく、時折思い切った事をやらかすお姉さん。
「面白いな、ここは。目が回る程の千変万化だ。ひとも、街も」

ヤマツミ(CV:てらそままさき)
 イナンナとミツミネの師匠、黄金のたてがみがナイスダンディなお獅子様。イクサビトの例に洩れず鍛練に勤しみ己を磨くモノノフで豪放磊落、大胆不敵にして慎重な漢であり、多くの武人を育て上げた好漢だが、イナンナのエレガントな首置いてけっぷりが少々頭痛の種でもある。ワタツミという双子の兄がいて、そちらに里の御役目は全て引き継いでもらい、ヴィアラッテアに参加した。
「未知の土地、未知の魔物! 相手にとって不足なしぞ……これ、これイナンナ、どこへゆく」

イナンナ(CV:遠藤綾)
 黒い毛皮のウサギ剣士。良家の子女にして「わたしより強い奴に会いに行く」系のお嬢様羅刹女、由緒正しきヴォーパルバニー。イクサビトが生んだ首狩りマッスィーン。wizの世界から飛ばされて来た漂流物かもしれない。優雅に淑やかに敵の首級を挙げるのが本懐。一方ではそのために手段を選ばない面もあり、場合によっては相討ちすら辞さない。
「ふふ、はじめまして……そしてごきげんよう。その素ッ首、わたくしが頂戴いたしますわ」

ミツミネ(CV:緑川光)
 イナンナの許婚で、剣技に長けた若きモノノフの荒武者。放っておくとどこまでも首狩り兎なイナンナを諌める事が多いが、彼自身も血の気は決して少ないほうではない。性格は非常に義理堅く律義。とはいえ一見堅そうに見えて結構洒落や酔狂も解する一面もある、許婚をもふもふするのが地味に大好きな呑気な若様。
「イナンナ、退く時は退け。猛るばかりの三月兎では狼の嫁は務まらんぞ?」

オルテンシア(CV:川澄綾子)
 タルシスの城塞騎士の家に生まれ、街の、人々の盾となる父の背中を追いかけ同じ道に飛び込んだ娘で、本名はオルテンシア・ディ・ジュラメントという。他メンバーから「レオーネが増えた」と言われるほど生真面目で責任感の強い娘。同じように生真面目すぎて融通が利かないのが欠点だが、頼れる仲間の盾として戦う。
「わたしは退けぬ、退いてたまるか! 預けられた命ひとつ、守れないで何が騎士だッ!」

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